家を建てるとなると、いろいろ勉強することも増えますよね。その一つに住宅の構造や工法があります。それぞれの特徴や価格帯を知っておくことで家づくりについてさらに詳しくなりますよ。ぜひチェックしてみてください。
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住宅構造の種類
住宅構造の種類には、「木造」と「鉄構造」「鉄筋コンクリート」の3つがあります。
日本の戸建て住宅においては、約70%が木造系であり、その中でも在来軸組工法が一般的です。この工法は日本の気候風土に最も合っているものとされています。では、それぞれみていきましょう。
木造
木造軸組工法とは
木造軸組工法とは、設計と予算で耐震性・耐火性を高めることができる経済性の高い建築工法です。木肌を見せるデザイン演出も可能です。
2×4(ツーバイフォー)とは
ツーバイフォー工法とは、アメリカで誕生した建築工法です。部材が統一・整理されていり、施工品質が均一で短い工期で建築することができます。
鉄構造
耐震・耐火性に定評のある鉄構造です。柱と柱の郷土を活かした大空間、高さを生かした吹き抜けなどこだわりのある空間演出ができます。
鉄筋コンクリート
鉄筋コンクリート造(RC造)とは、鉄とコンクリートの長所を生かした建築工法です。地震、家事に強く、耐久性のある家を建てることができます。
木造は耐震性能が低いって本当?
日本には多いといわれている木造ですが、RC作りなどに比べると「耐震性能が低い」と言われています。これは、1997年の阪神淡路大震災で多くの木造住宅が倒壊したため「木造住宅=地震に弱い」というイメージがついたためです。しかし、現在では適切な耐震基準に基づき、木造住宅が建てられています。性能表示制度に基づいて、耐震性能を表示している住宅メーカーも多くありますよ。
住宅メーカーに相談しよう
家を建てるにあたって、構造や工法など分からないことがあれば住宅メーカーや工務店に相談しましょう。希望の間取りやデザインなどにあった構造・工法を提案してくれます。そのためにも、どのような家がいいのか、理想の間取りやデザインを明確にしておくと良いでしょう。