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【家づくり】徹底比較!「サイディング壁」VS「ガルバリウム壁」

人気の外壁材といえば「ガルバリウム」と「サイディング」ですよね。ガリバリウム、サイディングともにシェア率の高い外壁材ですが、どのような違いがあるのでしょうか。それぞれの特徴、メリットやデメリットをご紹介します。

サイディング壁とガルバリウム壁は何が違うの?

家づくりのおいて、「サイディング」と「ガルバリウム」という言葉をよく聞くという人も多いでしょうが、違いは一体なんでしょうか。

サイディングとは外壁材の名称であり、ガルバリウムは外壁や屋根に使用する材料の名称です。サイディングだけは「窯業系サイディング」を指し、ガルバリウムを使用したサイディングは「金属系サイディング」と呼びます。

サイディング壁について

サイディング壁とは

サイディングとは、薄い板状の外壁材の総称です。一口にサイディングといっても、「窯業系サイディング」、「金属系サイディング」、「木質系サイディング」、「樹脂系サイディング」といった種類があります。「サイディング」とだけ表記する場合は、「窯業系サイディング」を指すことが多いです。

サイディング壁のメリット

サイディングのメリットは、軽量なのに耐震性が高いということです。そして何より安価です。施工の比較的容易となるため工事の日数も短期間となります。外壁では約9割のシェアとなり、多くの工務店に依頼できます。

サイディング壁のデメリット

メリットの大きいサイディングですが、耐久性が低く、熱がこもりやすいといったデメリットもあります。特に暑い地域さと、冷房が効きにくくなり快適さが失われてしまうこともあります。

ガルバリウム壁の特徴

ガルバリウム壁とは

ガルバリウムとは、素材の名前であり金属系サイディングや屋根材に使用します。ガルバリウムを使用したサイディング材は、「金属系サイディング」や「ガルバリウム鋼板のサイディング」と呼ばれています。

ガルバリウム壁のメリット

ガルバリウムは、金属の建材の中ではさびにくく軽量であり、価格が安価なので外壁や屋根の金属素材としてはシェア率が高くなっています。施工もそこまで難しいものでなく、他の外壁材に比べて工事日数も少ないというメリットもあります。

ガルバリウム壁のデメリット

ガルバリウムは、傷がつきやすく、錆びる時には錆びるというデメリットがあります。屋根の勾配が緩い場合には、水が溜まりさびやすくなってしまうので、その場合は使用しないほうが良いでしょう。また塗装難度が高い素材であるため、技術力のある業者に依頼する必要があります。
ガルバリウムは防音機能も低く、外部の音が室内に響きやすくなるため、その点も考慮しておきましょう。

サイディング壁とガリバリウム壁の費用

サイディング壁とガルバリウム壁だと、実際どのぐらい費用がかかってくるのでしょうか。

こちらは、1平方メートルあたりの費用相場です。

サイディングガルバリウム
4,000円~9,000円4,000円~6,000円
屋根材の場合:6,000円~10,000円

サイディングが向いている人・ガルバリウムが向いている人

サイディングはデザイン性が高いため、外壁にこだわりたい人に向いています。価格も安いので、お財布にもやさしいでしょう。しかし熱がこもりやすいので冷房の効きを良くしたい人にはおすすめできません。

ガルバリウムは、安価で外壁を工事したい人、耐震性を挙げたい人におすすめです。一方、防音性が低く錆びも心配なので、音を遮断したい人、塩害が多い地域に住んでいる人には向きません。

メリットとデメリットを比較しよう

サイディング壁もガルバリウム壁もどちらもそれぞれにメリットやデメリットがあります。そのため、お家のイメージもあるかもしれませんが、よりメリットが上回るものを選ぶようにしましょう。また、業者を選ぶ際には複数の業者に相見積もりを取ることで安心してお任せできますよ。

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