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家を建てるための失敗しない土地の探し方
土地の条件を整理しよう
土地を探す前にまずは希望する土地の条件を整理してみましょう。住みたい場所はどこなのか、広さや予算、そして最寄り駅や交通の便など思いつく限り出してみましょう。
「用途地域」を確認しておこう
土地には「用途地域」が定められており、これはその土地に建てることができる建物の種類や希望を制限したものです。住居専用地域は基本的に住宅を建てる用途ですが、公共施設や小さな店舗も建てることができます。商業地域になると、大型スーパーなどほとんどの商業施設やホテル、カラオケボックスなども建てることができます。そのため、たまたま購入した土地が商業地域エリアであると、家の周辺に商業施設が建つことがあり、周辺環境にも影響を及ぼす可能性もあります。
土地の種類も知っておこう
土地は更地ばかりでなく、「古家付き土地」や「建築条件付き土地」もあります。
古家付き土地とは
古家付き土地とは、古い家や建物を解体せずにそのまま売りに出されている状態です。それならリフォームして…ということもありますが、多くの場合建物は古いだけでなく状態も悪いため、住めるようになることは稀です。購入後に解体しなければいけないため、解体費用も考慮しておくことをおすすめします。
建築条件付き土地
建築条件付き土地とは、売主が指定する建築会社と一定期間内に建築工事請負契約を結ぶことを条件とした土地です。ここの土地を購入すると、自然と建築会社が決まります。建築会社にこだわりがない場合はお得かもしれませんが、既に建築会社を決めている方は注意しておきましょう。
土地の値段を知ろう
希望するエリアがある程度定まってきたら、土地の相場観を把握しておきましょう。ネットでさまざまな物件情報や土地情報が出ています。土地の価格を面積で割った「平米単価」を計算しておくことで、値段の比較もしやすくなります。「同じエリアなのに、この土地だけ単価が低い」といった土地は、傾斜地であったり私道負担であったりと、なんらかの不利な点がある可能性が高いです。
建ぺい率と容積率を把握しよう
土地を探すときに知っておきたい用語に「建ぺい率」「容積率」があります。
建ぺい率とは
建ぺい率とは、土地に対する建築面積の割合のことです。建ぺい率が分かると、建てることができる家の建築面積の上限が分かります。
例:面積100㎡の土地で建ぺい率が50%だと建築面積の上限は50㎡
※建築面積とは
建物を真上からみたときの面積のことで、1階の床面積を指します。ただし2階が1階よりも張り出している場合には、2階部分の張り出した部分も含めた面積言います。
容積率とは
容積率は、家の広さや規模を左右するもので土地面積に対するる延床面積(各フロアの床面積の合計)の割合のことです。
建ぺい率と容積率を元にした計算式
この計算式に寄り建てられる家の大きさを出すことができます。
土地面積×建ぺい率(%)=建築面積の上限
土地面積×容積率(%)=家の広さ(延床面積)の上限
建ぺい率や容積率は、土地情報に表記されているのでぜひチャックしてみてくださいね。
土地に関わる制約を知っておこう
住むエリアによっては、住環境を守る為にさまざまな制約が設けられていることがあります。高さ制限や北側斜線、道路斜線、日影帰省などがあり、不動産会社や建築会社に聞いてみてください。制約を知っておくことで家の形や広さが把握できます。
土地探しは不動産会社、建築会社へ
土地の希望するエリアや広さ、予算などおおまかに決まったら土地を探しましょう。土地探しは不動産会社に依頼するのが一般的です。希望の条件を伝え、物件情報を提供してもらったり、一緒に土地を見て回ったりと親身になって相談にのってくれます。また、既に建築会社が決まっている場合には、建築会社に土地探しを相談してみましょう。不動産会社と提携している場合も多いので、優先的に土地を紹介してくれる場合もあります。
TOYOSHIMA HOME.でも土地の紹介を行っているので、希望の土地がある方、土地の探しについて相談したい方はいつでもご連絡ください。