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【お金のこと】ゆとりある暮らしがしたかったら…住宅ローンは家計の〇%まで!

住宅ローンを借りる時、知っておきたいのが「借りられる額」そして「返せる額」です。そして、この「借りられる額」と「返せる額」は決してイコールではなく全く違うものです。今回は適切な返済利率に割合をご紹介します。

住宅ローンの返済比率について

返済比率(返済負担率)とは、額面の年収に対する住宅ローンの年間返済額の占める割合を指します。返済比率は、次の式で表されます。

返済比率=年間返済額÷額面年収

返済比率(返済負担率)は、理想として20%以内に抑えるのが良いのですが、一般的には20~25%以内が無理のない水準と言われています。

例・額面年収800万の20%の返済比率は、年間返済額160万円。月13.3万円

しかし、この数字は額面の年収であり、実際手取り年収だと600万円前後という場合もあります。手取りが600万円の場合、年間返済額160万円になると負担比率は26.7%となります。

こちらの表を参考にしてください。

この表を見ても分かるように、額面で返済比率を決めてしまうと生活が苦しくなる場合があります。理想の返済比率は額面年収の20%以内と言われています。手取りがいくらなのかも考慮するようにしましょう。

住宅ローンについて

住宅ローン審査のポイント

住宅ローン審査では、物件の担保価値より、借りる本人が重視されます。こちらの表をご覧ください。

この表のように大企業のサラリーマンや公務員で勤続年数が長く、結構で借金もないなどの場合にはどんどんお金を借りることが可能となります。その場合、返済比率は40%まで認められることもあるのです。ひどい場合には、稼いだ額の半分以上がローンの返済に充てられ、まったく貯金のできない生活となることも考えられます。

このように、銀行が貸してくれるお金が「借りられるお金」であって、決して「返せるお金」ではありません。銀行が返済比率の40%まで承認さえれたとしても、ご自身で返済比率を額面年収で20%まで抑えることができるようにしてくださいね。

まずは相談を!

住宅ローンを借りる、返済額を決めるということは誰しも初めての経験です。分からないことがあって当然ですので、建築会社の方や金融関係の方、ファイナンシャルプランナーといったプロを頼りましょう。今の現状から冷静に判断し、適切なアドバイスをしてくれるので安心ですよ。

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