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【お金のこと】話題の「フラット35」知っておきたい基礎知識をご紹介②

先日「フラット35」の基礎知識についてご紹介しました。
【お金のこと】話題の「フラット35」知っておきたい基礎知識をご紹介①

今回は、フラット35のメリットやデメリット、気になる金利も含めてご紹介します。

フラット35のメリット

フラット35には、さまざまな条件があることをご紹介しましたが、その条件をクリアしたうえで、どのようなメリットがあるのか気になりますよね。詳しくみていきましょう。

1.金利が変わらない

フラット35は、全期間固定金利型の住宅ローンのため返済期間中に金利が変わることはありません。借入金利は、完済するまで固定となります。そのため返済計画を建てる時など、毎月の返済額に変動がないので、安定した返済プランを立てることができます。

2.繰り上げ返済手数料が発生しない

返済計画を立てていても、資金に余裕ができたとき、繰り上げ返済をする場合でも手数料がかかりません。また一般的には金融機関窓口でローンを組んだ場合、繰り上げ返済は100万円から可能(ネットバンク/インターネット窓口は除外)ですが、フラット35ではインターネットサービス「住・My Note」を利用すると、10万円という少額から繰り上げ返済を行うことができます。

フラット35のデメリット

お得なメリットをご紹介したところで、次にどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。

1.他の変動金利型より、金利が高い

フラット35は全期間固定金利型の住宅ローンですが、金利が変動する「変動金利型ローン」と比べると金利が高めに設定されています。変動金利型ローンの場合は、金利が変動するので、上がる可能性ももちろんありますが、全期間固定金利の水準を完済までうわまらない場合には、変動金利型ローンのほうが返済総額が少なくなることもあります。

2.借入額が住宅価格の9割を超えた場合、金利が高くなる

フラット35では、住宅価格の9割以上を借入する場合には金利が高くなります。そのため、返済計画を建てる時には金利が高くなることを想定しておくと良いでしょう。金利を抑えたい場合には、頭金を購入価額の1割以上用意しておくことをおすすめします。

フラット35以外も!?住宅やライフプランに合わせて選ぼう

フラット35S

フラット35Sは、フラット35よりも一定期間金利が0.25%安くなります。省エネルギー住宅、耐震性の高い住宅に適用できる住宅ローンです。

フラット20

借入期間を15年以上20年以下に設定することで、金利を下げることができる住宅ローンです。フラット20を利用する場合、返済途中で期間を延長することは原則としてできません。

フラット35(リフォーム型)

中古住宅の取得やリフォームする費用をまとめて借りることができる住宅ローンです。工事費や工事内容に制限がありません。

フラット50

フラット50は、長期優良住宅に認定された住宅のみに利用できる住宅ローンです。返済期間を最長50年まで設定することが可能です。

長期優良住宅とは
【家づくりのこと】最近よく聞く長期優良住宅って?

資金計画をしっかりたてよう

家を購入するとき、住宅ローンを組むとき、重要なのは資金計画をしっかりと立てることです。快適に暮らすためにも、家計を圧迫しない返済額を調整するようにしましょう。不安な場合には、ファイナンシャルプランナーに相談するなど専門家の意見を聞いて、安心してローンを組むようにしてくださいね。

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