春が近づいてきましたね。同時に、花粉症の症状がひどくなってきた!という人も多いと思います。日本人の3〜4人に1人が花粉症と言われていますからね。ここでは、花粉対策のためにできる自宅内での換気方法をご紹介します。
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花粉症の原因と対策
春先になると悩みの種となる花粉症。結論から言ってしまうと、花粉症を防ぐ、あるいは悪化させないようにするには、なるべく花粉に触れない・接しないことが大事なこととなってきます。
花粉症の原因と、換気
そもそも、花粉症は遺伝的な要素も強く、人間の免疫機能がアレルゲン(異物)に対しての「抗体」の許容値を超えたときに、アレルギー反応として発症します。
このため、まずは花粉に触れないことが重要となってきます。では、花粉に触れてしまうのはどんなときでしょう?
- 外出時及び帰宅する際(髪や衣服に花粉が付着しています)
- 洗濯物を外で干し、取り込む際(洗濯物に花粉が付着しています)
やはり日常的に花粉と触れてしまうケースが多いので、ここで考えられる対策として、「換気」がポイントとなってきます!
換気の最適な時間と時間帯
て、では、換気を行うのに最適な時間帯はいつでしょう。花粉の飛散量は風の強さと気温の高さに連動しています。
気温の低い夜遅くから朝にかけてが花粉飛散量の少ない時間帯となるので、まずは朝起きたら換気することを意識付けしましょう。逆に、日中の12~14時は気温が上がり花粉量も多くなります。
この時間帯の換気は、とくに花粉が部屋に流入する可能性があるので、避けたほうが無難です。
換気の方法
では、実際に換気の方法としてなにかいい方法はあるでしょうか。
1.窓を開ける
まず第一に思いつくのが、「窓を開ける」ことです。ただ、全開にすると花粉が家に入ってきてしまうので、窓は10cm程度だけ開き、その上でレースカーテンを閉めるようにしましょう。これだけでも、窓を全開にするときと比べて、花粉の量が4分の1に減少するようですよ。
2.「給気口」にフィルターを付ける
また、外気を取り込む「給気口」にフィルターを付けることも、最適な方法の1つです!最近の住宅の給気口にはフィルターが付いているものもありますが、花粉を予防するフィルターを採用している給気口は、あまり多くないようです。このため、後付けて花粉フィルター付きのカバーを取り付けることが必要ですね!
それから、侵入した花粉は窓の下や床にたまりやすいので、こまめに掃除することも忘れないようにしましょう。
花粉症対策には換気が有効!
花粉症対策として、換気が重要ということを述べてきました。特に3月〜5月は花粉の飛散量も大変多くなるので、ぜひ家でできる範囲の換気を積極的に行って、つらい時期を乗り越えましょう!