新しく家を建てる時やリフォームするとき、キッチンはとても重要です。「食洗機は必須!」と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、食洗機は思ったほど使わない…という意見も多数あります。ここでは、食洗機についてご紹介します。
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食洗機は使いづらい?
食洗機が使い辛いという人の多くは、大皿やナベやフライパンなどの調理用具が入らないことを理由にあげています。食洗機を購入後、ほとんど使っていない人は、コンパクトな日本製品を購入した人が多いようです。 一般的な日本製の食洗機のサイズは、ヨーロッパのビルトインタイプに比べて奥行きがないことが、食洗機が使い辛いと言われる原因の一つです。
食洗機を使うメリットとデメリット
食洗機を使いだすと手放せない派と、食洗機で洗うより手で洗う方が好きな派がいます。手放せない派にとってはメリットが多く、手洗い派にとってはデメリットが多いようです。
食洗機を使うメリット
・食洗機を使うと、60~80度の高温で洗うため、衛生面で安心です。
・手で洗うより、水道代が節約できます。
・手荒れやネイルのはがれる心配がありません。
・食洗機を使うことで、時間の有効利用ができます。
食洗機を使うデメリット
・お皿の並べ方に手間取ります。
・並べ方が雑だと汚れが残ることもあります。
・食洗機を使用している時間帯は、それほどではありませんが音が気になります。
・食洗機を使用後、フィルターの掃除がめんどうです。
ヨーロッパの食洗機と日本製の食洗機の違い
自宅に食洗機がある人のうち、食洗機を使っていない人が4人のうち1人というデータがあります。奥行きの狭い日本製の食洗機だと、汚れものが一度に食洗機に入らず、結局手洗いもしなければならないのが、食洗機ばなれの理由のようです。
ドイツ製のミーレをはじめとしたヨーロッパの標準サイズは、幅598×奥行570×高さ805〜870mmで、一般的な日本製の食洗機のサイズは幅550×奥行344×高さ598mmです。やはり、奥行きのある食洗機は魅力的です。
ミーレの食洗機について
ミーレは、1899年から続くドイツの家電ブランドで、世界47か国に100%出資の子会社があり、日本にも東京をはじめ国内に3か所の直営店があります。ミーレの食洗機が日本で人気なのは、日本のシステムキッチンに、すっぽりと収まるからです。
奥行き以外はさほど変わらないのにミーレの食洗機の容量が大きいのは、形状の違いです。ミーレの食洗機には乾燥機能がないので、ヒーターのスペースがないことも、庫内が広く使える理由です。
デザインも美しく、モダンなキッチンからクラシカルなキッチンまで調和するのも魅力的です。洗浄力も高く、耐久性も高いのでおすすめです。
食洗機を使う場合と手洗いのコストを比較すると?
食洗機の使用水量は手洗いの半分以下のため、水道代は大幅に節約できますが、電気代がかかります。
しかし、ガスを使ってお湯で手洗いした場合の水道代やガス代、洗剤代も含めて比較すると、食洗機を使用した方が1回あたり26円近く節約できると試算されています。 仮に、少しの洗いものもお湯で手洗いしているなら、まとめて食洗器で洗った方がはるかに節約できます。
食洗機の導入を検討しよう
食洗機を新たに購入しようと考えている人は、国産の食洗機にこだわらず、ミーレなどの外国の製品も視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。使い勝手の良さは人それぞれで、電気製品は相性があります。
毎日使う食洗機などは、相性が合えば力強い助っ人となり、時間の余裕をプレゼントしてくれます。「食洗機があってよかった」と思えるに違いありません。