近年、地震が多くなったと感じている人も多いのではないでしょうか。東日本大震災、北大阪地震・熊本地震など、数年に一度はマグニチュード6以上の地震が発生しているだけでなく、東日本大震災の余震とみられる大きな地震も未だに発生しています。
震災が起こるたびにクローズアップされるのが地震保険。入った方がいいのか迷う人もいるでしょう。今回は地震保険について解説します。
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地震保険は必要?
地震大国、日本に住んでいる限りいつどこで大きな地震が起こってもおかしくありません。近年は南海トラフ地震や関東の都市直下地震・日向灘などで大きな地震が発生するのはそう遠くない未来だとも言われています。
地震保険が必要かどうかは、考え方にもよります。やはり保険料が高いため誰でも簡単に加入するという判断はしにくいものです。
しかし、特に住宅ローンが多く残っている戸建ての方や、貯蓄がそこまで多くない人にとっては入っておく価値があると言えます。逆に、自宅が倒壊しても立て直せるくらいの財政力があるなら地震保険は必要ないでしょう。
マンションの場合は倒壊する危険はそう高くありませんが、家財道具の損傷や地盤の低下・液状化などの影響を受ける可能性がありますので、入っておいても損はないと言えそうです。
地震保険は単体では入れない
地震保険に入ろうと思っても、単体では契約できません。必ず、火災保険とセットで契約することになります。
すでに火災保険に加入している人でも、途中からの地震保険浮体はできます。ただし、加入状況などによって加入方法が違いますので、気になる方は保険会社にと言わせてみましょう。
地震保険だけで保障は足りる?
地震保険の保障だけで、全てを賄えるかというと必ずしも絶対に大丈夫とは言えません。ある程度は賄えますが、不安だという方もいるでしょう。
その場合は、プラスαで保障を上乗せできる場合もありますので、保険会社に問い合わせてみるといいでしょう。オプションとして上乗せできる場合と、単体で入れる場合がありますので、調べてみてもいいと思います。
しかし、地震保険は決して割安ではありません。その点はしっかり認識したうえで、貯蓄などとのバランスをとるようにしてください。