一時、ブームとなった太陽光発電。現在では売電価格も下がっていることから、投資には難しいのでは?と言われていますが、まだまだメリットもたくさんあります。今回は太陽光発電の導入を検討している方必見!導入のメリットやデメリットをご紹介します。
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そもそも太陽光発電って?
太陽光発電とは、太陽電池を用いて太陽光のエネルギーを電力に変える発電方式のことです。
これまでの石油や石炭と違い、地球にやさしいクリーンなエネルギーであり、寿命50億ともいわれる太陽光を活用するため、再生可能エネルギーの一つとして注目されています。現在、自宅や企業など様々な場面で活用されています。
知っておきたい!太陽光発電の仕組み
建物の屋根などに設置された「太陽光パネル(ソーラーパネル)」を構成している「太陽電池」によって集められた光エネルギーを電力に変換します。太陽の光が太陽光パネルに当たることにより、電気が蓄電されていきます。
太陽光発電のメリット
実際に太陽光発電を導入することによって、どのようなメリットがあるのでしょうか。
1.投資になる
投資としても魅力的な太陽光発電。2012年7月にFIT(電力固定価格買取制度)が国によって制定されました。FITの適用期間は20年であり、長期的な運用が可能・安定した収益が得られるという視点から、投資として注目されています。
FIT適用期間中は、こちらの条件で各電力会社に売電することができます。
2.電気料金の節約
太陽光発電は、電気料金の節約にもおすすめです。蓄電池と組み合わせて活用することにより、電気料金を0にすることも可能です。家庭内で消費できなかった余剰電力は売電することもできるため、電気代を節約しつつ、所得を得ることもできます。
3.災害対策・停電対策
毎年のように訪れる災害。この夏も停電を経験した、という方もいるのではないでしょうか。太陽光発電は、停電が起こった場合でも備蓄しておいた電気を使い、発電することもできます。蓄電池は必要となりますが、緊急時の電力確保として今後も重要視されていくでしょう。
4.環境への貢献
太陽光発電は環境にやさしいクリーンエネルギーです。石油や石炭は、大気汚染の原因ともなり、世界中でクリーンエネルギーを推進する方向で進んでいます。また、家庭でなく企業としても太陽光発電を導入することで、環境問題への取り組みや地域・社会貢献にもなるため、社会的評価を高める効果があります。
太陽光発電のデメリット
太陽光発電は、メリットだけでなくデメリットもあります。導入する際には、メリット・デメリットと十分に検討してください。
1.設置費用がかかる
一番のデメリットと言えるのが、初期費用です。太陽光発電は、システムを導入するのに数百万円かかると言われています。国や都道府県の補助金制度を利用するとしても、十分に費用を準備しておいたほうが良いでしょう。
最近では、安価な中国製モジュールが普及していたり、ヨーロッパでの太陽光システムの在庫が多くなっているなどで、太陽光発電の設置費用は減少しています。
2.売電価格が低い
FITが制定された当時は売電価格が42円でしたが、毎年のように下落しています。それでもシステム導入費用が大幅減少していることもあり、太陽光発電の平均実質利回りは5~10%となっています。これは、投資商品としてまだまだ魅力であり、長期的にみればメリットは大きいでしょう。
3.発電量が不安定である
太陽光発電は、天候に左右されやすく曇りの日や雨の日は発電量が減ってしまいます。また夜間には発電をすることができません。しかし、最近では耐熱や積雪に対応できる太陽光パネルも研究されていることから、これからは天候の影響も少なく、発電量の安定が見込めるかもしれません。
太陽光発電の可能性を検討しよう
太陽光発電には、メリット・デメリットがあります。初期費用がかかるため、躊躇する人も多いかと思いますが、長期的な視線で見ると継続的に安定した収益を得ることができるものです。また、地球に優しいといった点でも環境保全につながっていきます。家を建てる時、太陽光発電の導入をどうしようか迷っている場合には、ぜひ相談して見積もりや今後の運用価格などを参考に検討してみてくださいね。
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