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1.優先順位を決めよう
注文住宅を建てるにあたって、“ゆずれないもの”ってありませんか?注文住宅だから自由に家づくりができるとはいえ、住みたい場所や予算、家のデザインなどあわゆる制限があると思います。まずは“ゆずれないもの”の優先順位を決めておきましょう。
「住みたい場所」を決めよう
どのエリアに家を建てたいですか?「〇〇市」がいい、駅から近い方がいい、学校の近くがいい、など希望があると思います。できる限りリストアップし、希望に沿う場所を選びましょう。
「予算」を決めよう
家を建てるにあたり、自己資金でいくら準備できるのか、住宅ローンで無理なく返済できる借入額はいくらになるのかを計算して、予算の目途をたてておきましょう。
「住みたい家」のデザインを考えよう
2階建てがいいのか、平屋がいいのか。また部屋数やリビングの広さ、機能性のこだわり、デザインテイストなどをリストアップしておくことで、希望する家を建てることができる建設会社探しもスムーズになりますよ。
注文住宅を建てるまでのスケジュール
注文住宅で家を建てる際には、1年以上かかることもあります。スケジュールを把握しておくことで、プランも立てやすくなるのでぜひチャックしてください。
土地と建築会社を決める(約4ヵ月間)
まずはモデルハウスを見に行ったり、完成見学会に参加して家を建てる会社を選びましょう。同時に、不動産会社やネットで土地情報も探します。希望の土地が見つかったら購入を申し込み、住宅ローンの事前審査委にも申し込んでおきましょう。
ラフプランを作ろう(約2ヵ月)
住宅ローンを土地と建物と合わせて借りる場合には、家のラフプランの見積もり金額も一緒に提出することになります。ラフプランは一社だけでなく、候補となっている建築会社へたたき台として作成してもらってください。そのラフプランがそのまま家のデザインになるわけではないので、安心してくださいね。
そして、ラフプランが出来上がり建築会社が決まったら、その会社とさらにに内容を詰めていきましょう。
契約・住宅ローン申し込み(約3ヶ月)
土地の売買契約が終わり、家のプランが作成されて見積もりが確定したら、工事請負契約を締結します。この時点でまず契約金を支払い、その後複数回に分けて建築費を支払っていきます。
その後、確定した家のプランを専門機関や役所にチェックしてもらいます。これは、プラン内容が法律に違反していないかを確認するためであり「建築確認申請」といいます。申請後にプランを変更すると、再度申請が必要となり費用も時間もかかってしまうので注意しましょう。
そして、申請が通過した後、住宅ローンを申し込み本審査を受けます。
工事から引き渡しまで(約5ヵ月)
無事住宅ローンの審査が終わったら、いよいよ着工です。工事に入る前に、工事安全を祈願する地鎮祭を行う場合もあります。工事中は、たまに現場を見に行くなど状況を確認しておくことをおすすめします。
引渡し
家が完成したら、竣工検査に立ち会います。ドアがスムーズに開くかどうか、トイレは水が流れるかどうか、設備の使い方も含めてチェックします。そこで不具合などなければ登記を経て新しい家での生活がスタートとなります。
スケジュールを把握しておこう
いかがでしょうか。一見大変そうに見えるスケジュールですが、建築会社が代行してくれる部分も多く、あっという間の期間になると思います。また期間を把握することで、「いつまでに入居したい」といった希望にも合わせてスケジュールをたてることができますよ。