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そもそもビルトインガレージって?
ビルトインガレージとは、車を停める駐車場のスペースを建物の一部に組み込んだガレージのことです。
シャッターなどを設置することで出入りします。駐車スペースは、カーポートなど家とは離れた場所に作ることが多いのですが、ビルトインガレージは狭い土地でも有効活用できるので人気が高いのです。
ビルトインガレージのメリット
1.土地が狭くても問題ない
ビルトインガレージにすることで、日本のように土地が狭い場所でもガレージを備えることが可能となります。家を建設するときに容積率(敷地面積に対する建物の延床面積の割合)を考慮しなければいけませんが、ガレージの場合「敷地内の建築物の床面積の1/5を上限に、容積率の緩和を受けられる」とのことで、広い家を建てることができるのです。土地が狭い日本だからこそ、ビルトインガレージは広く活用することができます。
2.コストを抑えることができる
狭い土地の場合、1階をガレージに設計し、2階以上を住居スペースに充てることとなります。そうなると家とは別にガレージを作るのとは違い、家の建物と基礎部分や屋根を共有するため、建設コストを抑えることができます。2階部分がリビングになるので、より太陽の光があたりやすく明るいリビングにもなりますよ。
3.趣味部屋にできる
ビルトインガレージを趣味部屋や第2のリビングにすることができます。ビルトインガレージが車を格納するだけではなく、設計も自由にできるのでさまざまな活用ができます。
ビルトインガレージのデメリット
反対に、ビルトインガレージのデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。ビルトインガレージを設置するにあたり、メリットもデメリットも知っておくことで、さらに使いやすくなります。
1.1階に居住スペースを設けにくい
建物の1階部分をビルトインガレージにする場合は、リビングなどの居住空間は2階以上になります。3階に寝室を設けた場合など若いうちは階段の上り下りなど苦にならないかもしれませんが、老後には大変です。長期目線で間取りを検討したほうが良いでしょう。
2.エンジン音やシャッター音が気になる
1階部分をビルトインガレージにする場合には、エンジン音が居住スペースに響くことがあります。家を設計するとき、ビルトインガレージの真上に寝室を設けるのは避けることをおすすめします。
3.建物の制約を受けやすくなる
ビルトインガレージに車を2台以上停める場合には、間口の広いガレージにする必要があります。その場合、建物を建てる構法の制約を受けやすくなるため、間口を広く取れるRC構法などを選ぶか、梁や柱を補強する木造軸組構法を取り入れるかなど検討しなければなりません。その場合は設計士に相談してくださいね。
ビルトインガレージを作るときの注意点
1.水道口・排水口を備える
ビルトインガレージ内での洗車は湿気がこもりやすくなるためおすすめできませんが、どうしても洗車しなけれないけない場合もあるでしょう。その場合を考え、水道口や排水口を備えておきます。水道口は、子どもが外で遊んだときに泥を落とす場所としても活用できますよ。
2.余裕をもった広さにする
ビルトインガレージは車の大きさギリギリではなく、できるだけ余裕をもった広さにする方が良いでしょう。将来、大きいサイズの車にすることがあるかもしれませんし、福祉車両などはスロープが出せないなどということもあります。また、車関係の収納もできるので、自然と物が増えてくる場合もあります。
3.エアコンをつける・換気扇を備える
ビルトインガレージを趣味部屋として使用する場合には、換気扇やエアコンを備えると良いでしょう。そうすれば季節を問わず長時間いることができます。
ビルトインガレージをお考えの場合はぜひご相談を
ビルトインガレージを作ろうかな、とお考えの場合はぜひ一度TOYOSHIMA HOME.にご相談ください。土地の広さにあった快適なデザインをご提案させていただきます。お気軽にご連絡くださいね。