「2020年以降は不動産の価値が下がる」という言葉を耳にしたという人も多いのではないでしょうか。2020年といえば本来東京オリンピックの年でした。現在コロナ禍で開催は見送られましたが、それでも2020年以降は人口減少や地方の過疎化などが言われています。不動産を購入するとなると、やはり価値が下がってしまうのではないかという懸念点がありますよね。
今回「BIエステートファイナンスが不動産価値に関してアンケート調査」を元に、30年後に価値の下がらない土地についてご紹介します。
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1.物件の価値が落ちにくい物件種別は?
こちらの結果の通り、一番価値が下がらないといわれるのはタワーマンションよりも一戸建てということとなりました。
一戸建ての土地が下がらないといわれている理由(抜粋)
・土地そのものは変化しないことと、建物は古くなると目減りするため。
・近年の物件価格の推移をみる限り、マンション価格は長く上昇傾向にあるが、戸建て価格は一定の水準をキープしている。相場のピークアウトが見られる現在、先に価格が下落するのは、相場の上がっているマンション系が先と考えている。
・基本的には、土地の相場で判断しているため、あまり建物の築年数は関係ない。弊社の考えは建物に付加価値をみていないので、築20年も築30年も建物の価値は評価していない
2.不動産物件の価値を左右する重要なポイントとは
このように、不動産の価値を左右する最大のポイントは「最寄駅からの距離や公共交通機関の利便性」であり、利便性の良い土地は価格が高くなります。また、毎年のように起こる水害などの災害により、安全性も重要視されています。
3.30年後を見据えた場合、不動産価値が下落する要因とは
日本全体の人口減少、高齢化などにより、不動産価値が下がる要因として一番大きいのは「エリア周辺の過疎化」となりました。他にも、「自然災害が発生」した場合、「近隣に嫌悪施設(高速道路、火葬場、刑務所等)の建設が予定」されて場合が考えられます。
香川県は、南海トラフ巨大地震が起こるといわれています。最近では「災害に強い家」や土地を購入する前にハザードマップで調べることも多くなりました。
土地を購入するとき、価値を考えるのはとても重要です。気になる土地があったら、ぜひTOYOSHIMA HOME.にご相談くださいね。