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【お金のこと】住宅ローン控除って何?住宅ローン減税との違い

住宅を購入するとき、気になるのがお金のこと。多くの人は住宅ローンを利用しますが、支払ったお金がいくらか国から戻ってくる「住宅ローン控除」といった仕組みがあります。今回は住宅ローンの仕組みや手続き方法についてご紹介します。

住宅ローン控除について

住宅ローン控除とは

住宅ローン控除は、正式に「住宅借入金等特別控除」と呼ばれるもので、住宅ローンを利用している人の中で一定の条件を満たしている人を対象として、所得税の一部を還付する制度です。家を建てた、購入したほとんどが人がこの制度を利用しています。
住宅ローン控除は、年末の時点で住宅ローンの残り1%分について所得税の還付を受けることができます。

住宅ローン減税と何が違うの?

よく、住宅ローン控除と住宅ローン減税の違いを言われますが、この2つはほとんど同じ意味で使われています。ですので、先ほど説明にもあったように「住宅借入金等特別控除」は住宅ローン控除、住宅ローン現在と呼ばれるのです。

控除の対象となる住宅

住宅ローン控除の対象となる住宅は、次の条件を満たす必要があります。
1.住宅の引渡し日から6か月以内に居住すること
2.合計所得金額が3,000万円以下であること
3.対象となる住宅の床面積が50㎡以上、床面積の2分の1が居住用であること
4.10年以上のローンがあること
5.居住用にした年とその年の前後2年ずつを合わせた計5年間に、居住用財産の譲渡による長期譲渡所得の課税の特例といった適用を受けていないこと

住宅ローン控除の計算方法

住宅ローン控除を申請して、いくら返ってくるのか、その計算方法は「年末時点の住宅ローン残高×1%(控除率)」です。
例えば、年末の時点で住宅ローンの残高が3,000蔓延の場合
3,000万円×1%=30万円
となります。最大控除額は40万円なので、どちらか少ない金額が適応されることとなります。

申請する際の必要なもの

住宅ローン控除を申請するには、必要書類を準備して確定申告書に添付し、確定申告を行わなければなりません。給与所得者は、最初の1年目のみご自身で確定申告をしなければいけませんが、2年目以降は勤め先の会社の年末調整により住宅ローン控除を受けることができます。

2020年12月31日までは3年延長に

2019年10月からの消費税率引き上げに伴い、住宅ローン控除が3年間延長されることとなりました。これまで、最長10年控除が受けられましたが、3年間延長されます。

■居住開始期:2019年10月1日~2020年12月31日
■最大控除期間:13年間
■年間控除額
【1~10年目まで】年末の住宅ローン残高の1%(最大40万円)
【11~13年目まで】「建物価格×2%÷3」または「年末のローン残高の1%」のいずれか低い金額

住宅ローン控除を受けよう

住宅ローン控除を受けるには、確定申告が必要です。はじめての場合は必要書類の準備や書類の書き方などわからないことも多くあると思うので、金融機関に相談したり、税務署に問い合わせるなどしておきましょう。また確定申告の時期が近づくにつれて税務署も予約が取りづらくなるので、なるべく早めに準備することをおすすめします。

住宅ローン控除の延長も…!?

また、今から12月引渡は間に合わないよ~という方には、朗報!
住宅ローン控除の延長措置が検討されていますので、最新情報にはしっかりアンテナをはっておいてくださいね。TOYOSHIMA HOME.でも最新情報に関する情報提供&イベント開催するのでお見逃しなく。ぜひチェックしてくださいね!

▶NEWS「政府、住宅ローン減税の延長検討 13年間控除の特例で、コロナ対応

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