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【お金のこと】断熱と家の燃費

車と同様、お家にも「燃費」があるのご存じですか?車の場合だと、燃費の表示が義務化されていますが、家の場合は分からない場合がほとんどですよね。今回は家の燃費と断熱についてご紹介します。

家の燃費って何?

家の燃費とは、1年間暮らす中でどれぐらいエネルギーを消費するかということです。車の場合だと、燃費は1リットルあたりの走行距離でガソリン代に直結するものですよね。同様に、家の燃費は光熱費に直結するといえます。

燃費の良い家と悪い家

燃費の良い家とはどんな家?

燃費の良い家とは、生活をする上でガスや電気といった必要なエネルギーが少量の家です。使用するエネルギーが少ないため、自然と光熱費は安くなります。燃費の良い家のポイントは「断熱」であり、夏は涼しく、冬が暖かい家です。夏はエアコンを少し動かしただけで快適になり、冬も暖房設備を動かすだけで家全体が温まります。ほかにも、窓際が寒くない家も燃費の良い家と言えるでしょう。

燃費の悪い家とはどんな家?

反対に燃費の悪い家とは、生活するうえでガスや電気などのエネルギーをたくさん消費する家です。光熱費も高くなり、夏はエアコンをフル稼働していてもなかなか涼しくなりません。冬は暖房をつけているにもかかわらず、なかなか暖まらなかったり、隙間風が入ってくる家などは燃費が悪いといえます。

高気密・高断熱の家がおすすめ

家庭のエネルギー消費量は、エアコンが15~20%、給湯器が14%と言われており、エネルギーが多くかかるエアコンの使用料を高気密・高断熱で抑えることができます。高気密・高断熱の「断熱」とは、壁や床、屋根、窓などを通し家の中と外の熱の移動を少なくするものです。これにより、夏は外の熱が室内に侵入しないようにし、冬は室内の暖かい空気が外に逃げないようにします。そうすることで、光熱費を抑えることにつながるのです。

今からでもできる!燃費の良い家にする方法

燃費の良い家にするために、壁に断熱を入れる方が多くなりましたが、それ以外にはどのような方法があるのでしょうか。リフォームなどを検討している方も参考にしてください。

窓を樹脂サッシにしよう

窓はもっとも熱の出入りが多い場所と言われています。日本の家は、アルミサッシがメインであり、アルミは熱の出入りがしやすいのです。窓を樹枝冊子に変えるだけでも、断熱性が高くなりますよ。

換気扇を「熱交換型換気扇」にする

キッチンやお風呂場にある換気扇も熱が逃げやすい場所です。そのため、熱交換型換気扇にすることで、空気は外に逃がしつつも熱は逃がしづらくなります。特に洗面所や浴室など寒い家になると高齢者はヒートショックを起こす可能性があります。温熱環境を上げるためにも、ぜひ導入を検討してみてください。

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