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テレワークとは
厚生労働省では、テレワークを「情報通信技術(ICT=Information and Communication Technology)を活用した時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」と定義しています。テレワークという言葉は、Tel(離れて)+Work(仕事)を組み合わせた造語であり、オフィス(仕事場)から離れた場所で、ICTを使い仕事をすることを言います。
厚生労働省も、テレワークに関するさまざまな情報を掲載しています。
テレワーク総合ポータルサイト
自宅でテレワークするための間取り
自宅でテレワークを行う場合、集中して仕事ができる環境が欠かせません。自宅に書斎を作る場合、大きく分けて3つに分かれます。
1.完全個室
完全個室の書斎は、自分だけの空間のため、周囲の環境にも影響を受けることなく集中することができます。テレビ会議中の映り込みや音の心配もありません。しかし、コスト面や広さでハードルが高いともいえるでしょう。電気やエアコンなどのコストもかかってきますし、子どもをみながら、家事をしながらなど仕事との両立は難しいです。
2.半個室
完全に壁で囲わない半個室の書斎です。完全個室に比べると設置ハードルは低く、費用も抑えることができます。配置によってはテレビ会議にも対応できますし、鍋の煮込み具合を見ながら…も可能でしょう。しかし、防音性は低いのでお子さんの声や家事の音には注意が必要でしょう。
3.オープンコーナー
リビングデスクなどオープンコーナーでも仕事をすることができます。追加費用もそこまで必要なく、別の用途の間取りを使用するため床面積も気にしなくて良いです。完全個室、半個室に比べて実現しやすいのですが、プライベートと仕事の切り替えが難しく、テレビ会議なども気を使うことが多くなりそうです。
家で快適にテレワークを行うためのポイント
1.収納スペースを広く取る
最近では紙媒体の書類を持つことも減ってきましたが、意外にも紙資料は多いものです。デスクの周りには、なるべく多くの収納スペースを設けておくことで、使いやすいワークスペースとなります。
2.コンセントの数・位置を考える
テレワークには、意外とコンセントが必要です。パソコンやスマホ、デジカメなどデスクの周りには電化製品が多くあります。デスク周りには、なるべく多くのコンセントを配置するようにすることで、どこにいても快適に仕事をすることができます。
3.日当たりを考える
見落としがちなのが、デスクの位置と窓の関係性です。窓から入る光が直接モニターにあたるとなると作業しにくくなり、生産性も低くなります。カーテンを閉め切ると解決はしますが、日当たりが悪く気持ちが沈んでしまいます。書斎の窓は、デスクの位置と時間ごとの太陽の動きを考えて、直射日光の影響を受けないように注意しつつも、明るい場所をおすすめします。
自宅で書斎の場所を確保できない場合
書斎は床面積が必要なため、限られた面積だと実現が難しい場合もあります。そんな時におすすめなのが、「スキップフロア」や「ロフト」です。縦の空間を生かしたスキップフロアやロフトは床面積を使用することなく、スペースを確保することができます。また、一番作りやすいのはリビングの中にデスクスペースを作ることがです。部屋の角など、居住空間を圧迫することなく、オープンな書斎を設置することができますよ。
書斎で快適にテレワークをしよう
快適にテレワークを行うためには、家での環境づくりがとても重要です。高い成果を出すためにも、場所を確保したほうが良いでしょう。しかし、中には「テレワークが終わったら、書斎がもったいないのでは」と思う人もいると思います。その場合には、子どもの勉強スペースになったり、趣味部屋など使い方は自由自在です。ぜひライフスタイルに合わせて、快適に仕事ができる環境を考えてみてくださいね。