最近、人気急上昇中の「サンルーム」。サンルームは、開口部や屋根をガラス張りにすることで、太陽の光を取り入れるようにしたお部屋のことです。今回はサンルームのメリットや費用など、サンルームを作るポイントをご紹介します。
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サンルームってどんな部屋?
サンルームとは、開口部や屋根をガラス張りにすることで、太陽の光を取り入れるようにしたお部屋のことです。洗濯物や布団を干したり、スペースがあるとお茶を飲んだりも。夜には星空を眺めたり、雨の日は子どもの遊び場にもなるので、多くの家庭で重宝されています。
サンルームのメリットとデメリット
サンルームのメリット
サンルームのメリットは、なんといっても「気密性」と「断熱性」です。お洗濯は、雨やほこり、花粉、PM2.5などを気にせず干せるので嬉しいですよね。特にご家族が花粉症の場合、洗濯物についた花粉で大変なことに。毎日室内で干してしまうと、カビの発生も心配になりますよね。サンルームを利用することで、そのような心配もなくなります。
サンルームのデメリット
サンルームがガラス張りのため、汚れが目立ちやすいです。きれいな状態に保つためにも、こまめな掃除が欠かせません。また、冬には結露対策が必要になってきます。サンルームに換気扇を設置したり、結露防止用シートを貼るなど対策を行うことをおすすめします。
サンルームの費用
サンルームを取り付ける費用は、サンルーム本体の価格と取り付け費用、換気扇、物干しなどを含めた金額になります。
サンルームを庭に増築する場合は、大きさにもよりますが50万~120万円。ベランダに増築する場合は、40万~80万円が相場となります。
費用は取り付ける場所によっても変わってくるので、大きく変動する場合もあります。何社か見積もりを取って、比較することをおすすめします。
サンルームを後付けする場合に気を付けること
リフォームや増築でサンルームを作りたい場合に気を付けたい点をご紹介します。
①建ぺい率を超えないようにしよう
サンルームは、建築基準法上では「部屋」となるため、サンルームを増築すると建築面積が増加します。すべてのお家には、建ぺい率があると思いますので、建ぺい率を超えないように事前に確認しておきましょう。
もし建ぺい率を超えて増築した場合には、家に関する火災保険や地震保険の契約ができない、万が一の時に保険がおりないということもあります。
②不動産登記の変更が必要
サンルームが増えた分の面積で固定資産税が増加します。サンルームは課税対象となるので、不動産登記の変更申請を行ってください。申請は、土地家屋調査士に代行してもらうとよいでしょう。費用の相場は、年間約1~2蔓延の固定資産税増加と言われてます。
②施工技術の高い会社へ依頼しよう
サンルームを増築するときに重要なのが「施工会社」です。既存の建物とをつなぐので、技術の低いところだと雨水が侵入することもあります。施工実績が豊富で、評判の良い会社をえらぶようにしてください。
サンルームで快適に過ごそう
さまざまな使い方ができる「サンルーム」。より満足度の高いサンルームを希望するなら、サンルームをどのように使うのか決めておいてから、設計をすることをおすすめします。湿度や温度を調整できるようにしたり、床材を選んだり、目隠しをするなど希望に沿った要望を取り入れることが可能です。サンルームで快適に過ごすためにも、ぜひイメージしてみてくださいね。